共通テストを間近に控えて

ここ2年の数学ⅠA本試験・追試験数学出題内容と進め方
 数と式…  絶対値を含む方程式、不等式、2次方程式、集合、必要十分条件など
 2次関数…  図形の面積の最大値や線分の長さの範囲、グラフ表示ソフトでグラフの移動の様子を問う問題、100m走のスライドとピッチの関係の問題、単価・利益の問題
 図形の計量… 正弦定理・余弦定理の利用、外接円の半径や線分の長さの最大・最小、場合分けして図形の形状を考えたり、三角比の表を元にはしご車の角度や長さ、地図から角度や三角比の値を求める問題
 データの分析は今までとあまり変わらず、確率は条件付き確率や、どうやったら確率が大きくなるなどの戦略を考える問題など
 整数の性質… 不定方程式、あまりの問題、約数・倍数、整数解の問題
 図形の性質… 今までと同じように重心、角の二等分線の性質、メネラウスの定理、方べきの定理、面積比、正弦定理・余弦定理、円周角の性質、内接円の半径、内分比、外分比など

数学IAは70分で解く問題。単元によってはあまり変化のない単元もありますが、以前のセンター試験とは傾向が大きく変わりました。文章も長くいくつかのページを見比べて必要な情報を取り出す必要もあり、前の誘導でいっている内容や考え方を焦らずに落ち着いて、きちんと理解して次に進むようにしましょう。
記:数学科 柴田孝人