教育熱心さと子離れ

「医学部受験で9年浪人 〝教育虐待〟の果てに… 母殺害の裁判で浮かび上がった親子の実態」という恐ろしいネットニュースが3月15日10時32分配信された。内容は・・・

医者になるよう強く要望した母親を殺害し、遺体を損壊、遺棄した長女の裁判があった。9年間の浪人生活を送り、母の異常な干渉で追い詰められていた被告を、判決は「同情の余地がある」と判断した。
教育を理由に、親が子どもに無理難題を強いる「教育虐待」が社会問題になっている。教育虐待がエスカレートし、行き着いた悲劇的な結末。親子の間に一体何が起きていたのか。公判では長年にわたる異常な生活状況が浮かび上がった。(共同通信=斉藤彩)

この記事は確かに異常ですが、医学部受験や東大受験にはこのような危険が潜むことも事実です。保護者が教育熱心なことはとても良いことですが、子離れせず、子供の想いとは離れて大学名を追う受験に走ったらおしまいです。特に医師になるためには医学部合格しかないところに危険があります。
記:理事長 福島新四郎