国文法が面倒だという話1/3

「古典の先生が文法、文法というけれど、実際の問題に文法問題なんか出ても一題くらいで、配点も3点か4点くらいしかない。そのくせ、活用だ接続だと覚えることが多くて、それよりは本文解釈の練習とか古文単語とか覚えたほうが効率がよさそう。……」とついつい思ってしまい、後回しにしてしまう。そうするうちにさっぱりわからなくなってしまう。わからないから、やる気もでない。そんなループに陥ってはいないでしょうか。

ではなぜ「文法、文法」と古典の先生が騒ぐのかというと、現代語訳の問題、原因・理由説明の問題、読み取りの問題のほとんどが、文法問題または、文法を含む問題だからです。
例えば、今年の共通テストの第三問で…
続く。。。
記:国語科 佐谷健児