プラス(+)とマイナス(-)
予備校で受験生を預かる仕事だからなのかそれともそういう性格なのか、私なりにこだわっている事があります。
それは、生徒の前で自分自身が弱気にならないことです。
捉え方が人により異なるかもしれませんが、決して強気でいるわけではありません。
本来人間であれば誰しも”弱さ”があります。人間関係で不安を抱えた時、一人では耐えられない精神状態の時、テストの点が取れない時、などなど。
私自身もそうです、決して強くはありません。生徒たちと同じように悩み、そして落ち込みます。
生徒からは『悩みがなさそうに見える!』とか『落ち込まなそう!』と思われていますが違います。
悩みはゼロではありません。普通の人より少ないだけです。笑
落ち込まないわけではありません。ちょっとしたことをあれこれ考えないだけです。落ち込んだ時は行き帰りの時に車でしょんぼりしています。苦笑
私の長所はプラス思考なことです。マイナス(ネガティブ)に考えようと思えばどんどんマイナス(ネガティブ)な方向にいってしまいますから、あまり考えずプラス(ポジティブ)に捉えているのです。
そうすることで、精神状態は比較的いつもプラスになります。
そんな私のところに悩みを抱えた生徒、強くリードしてほしい生徒、一押しが欲しい生徒たちが日々訪れますが、そういう生徒たちは自分の話をしたり私の話を聞いたりすることでプラスになりたい、少し前向きになりたい、というどちらかというとマイナス(ネガティブ)寄りなわけです。
その生徒たちをプラスな気持ちに変えるためには、自分自身が絶対にどんな時であれ大きなプラスでなければならないと思っています。
ですから冒頭のように弱気にならないようにしているわけです。
ほかの人にこの思考を聞いてもらい理解を得たいわけではありません。
実際にこの発想??なのが野球で言う、ピッチャーとキャッチャーの関係性です。野球経験はありません。笑
ピッチャーは一度マウンドに上がったら、『何を投げても打たれるんじゃないか?』とか『このバッター打つんだよな~』なんてマイナスな考えではなく、プラス(+)な発想で『この球で抑える!!』という強い気持ちで勝負に入るはずです。知りませんが。
一方でキャッチャーは、ピッチャーとは真逆の発想で、『万が一このバッターが塁に出たら・・』とか『万が一・・』とマイナス(-)なパターンまで想定してリードするでしょう。知りませんが。
だからピッチャーとキャッチャーはプラス(+)とマイナス(-)で、バッテリーって呼ばれるのではないかと。。
なんか合っている気がします。というプラス思考でした。
記:教務部長 吉岡祐