高校受験(2022年度新入試)

最近お父さん仲間に良く高校情報を聞かれますが、北海道の高校受験について記載しているサイトは多いが、意外と知りたい情報をまとめているサイトが少ないのとのこと。そこで以下の内容についてまとめていきたいと思います。

① 高校受験(2022年度新入試)について
② 内申点の数え方について
③ 入試の仕組みについて(公立)
④ 入試の仕組みについて(私立)
⑤ 高校で掛かる費用について(公立)
⑥ 高校で掛かる費用について(私立)
⑦ 学区(%枠)について
⑧ 札幌市の高校色々ランキング
⑨ 各高校を詳しく解説

今回は、「①高校受験(2022年度新入試)について」です。

2022年度入試の注目は何といっても裁量問題の廃止です。
大学入試においても先日、「大学入試センター試験」に代わる「大学入学共通テスト」が実施されました。
来年度は、北海道の公立高校入試においても「標準問題+裁量問題」に代わる新テストが実施されます。

現時点で分かっていることは、1「試験時間の変更」、2「満点の変更」、3「内容の変更」の3点があります。

1「試験時間の変更」:現行の1教科45分から50分に変更となる。
2.「満点の変更」:現行の1教科60点から100点に変更となり500点満点となる。
3.「内容の変更」:基礎的内容と、思考力・判断力・表現力などを問う高難度の内容をバランスよく組み合わせて作成となる。

<それらを踏まえて>
そもそも「裁量問題」の導入は、札幌東西南北など上位の高校の得点率が9割必要な入試制度(ミスをするかしないかで入学が決定する入試)を変えようと始まったものです。そのため「裁量問題」がなくなったから、それ以前の入試に戻る。ということは考えられません。
そもそも、試験時間が増えるということは問題数が増えることが予想されますし、点差が付くような難度の問題も出されると思われます。当然戦略は志望する高校によって変わってきます。まずは、どんな高校を目指していくのか、目標設定するところから始めましょう。

次回は「②内申点の数え方について」記載したいと思います。
記:教務部長 土居将士