高校入試 入学者選抜方法

入学者選抜に関して「北海道教育委員会発表資料」によると、以下のようになります。
(1)入学者の選抜に当たっては、現行通り、次に示す方法合格者を決定する。
 ア 募集人員の70%程度
   個人調査書の「各教科の評定」の記録と学力検査の成績を同等に取り扱う。
 イ 募集人員の15%程度
   個人調査書の内容等を重視する。
 ウ 募集人員の15%程度
   学力検査の成績を重視する。

(2)選抜においては、相関表を用いて選抜する。相関表の「学力検査の成績」は、~
(~部一部省略)「20点ごとに区切り、最終の段階『25』は、20点以下とする」に変更する。
 〇各教科の評定の記録は、個人調査書の「評定」の第1学年及び第2学年の合計をそれぞれ2倍、第3学年の合計を3倍した数の総和(最高315、最低63)とする。

上記を図で示すと以下のような相関表イメージとなります。

※各学校で上記の重視の割合が異なります。

北海道では、上記の通り中1から中3までの個人調査書が必要になり、中1で取りこぼすと挽回に時間がかかります。中1からしっかり積み上げないといけない都道府県の1つと言えます。首都圏などでは、中1・2の成績を見ない所もあるので、転勤で北海道に来られた場合は一度計算し直す必要があります。
記:教務部長 井尾敦