『数学の話 夏休みの勉強について』①

~数学Ⅲ選択者の受験生へ~

夏休みに入り,暑い中での勉強,頑張っていますか。

今回は数学Ⅲ選択者の参考になればの話をちらほら。

数学Ⅲ選択者の高3生の多くの方々は,『積分法』の単元に入った頃だと思います。数学Ⅲで最も重要な単元です。

覚えることもこれまでの単元以上に多く,計算量も多く,しかも煩雑です。

数学Ⅲはここから先が大変なんです。

レベル慣れするまでの時間がどうしても必要で,勉強時間を多く取られます。

また,共通テストが近づくのと重なり,余計に思うように進めなくなります.
結果,後半の単元などは手が回らないまま受験をむかえてしまう現役生も多いように感じます。

数学Ⅲはここから先が大変ということを知っておくことがポイントなのです。

現役で合格した方々は,口々に『何とか間に合った』『きつかった』と言います。
大変ということを覚悟している,いないの違いは大きいと思います。

当たり前なことですが,先に言われなければこれから学ぶ内容もここまでと同じレベル,分量だと思いますよね。

では具体的に何をすべきか?は次回へ・・・
記:数学科主任 前田博司