夏期理科合宿特訓
毎年恒例である、医学部医学科志望者向け(札幌駅前校本科生は必須)である夏期理科合宿特訓が、8/2〜7の日程で南区にある北海道青少年会館COMPASSで行われました。
この合宿の目的は、理科2科目の基本徹底&応用力強化、そして記述力アップなのですが、クラズユニックの合宿はそれだけが目的ではありません。
自分自身の出来不出来をしっかりと認識するのはもちろんのこと、己の弱点を潰すために自らの性格を修正することにあります。むしろこちらの方が優先かもしれません。
医師の道に進めば、一つのミスは命を落とすミスになります。簡単なミスをする性格を見過ごしてはいけないのです。そこに生徒自身が気づかなければ医学部医学科合格の道は遠のくわけです。
また、共通テストでも二次試験でも圧倒的な学力の完成度がなければ医学の道は開けないため、合宿の夜テストで合格ラインの7割5分〜8割を切ると、深夜まで翌朝の再テストに備えなければなりません。
たった1日落ちるだけで、精神的にも肉体的にも疲労が蓄積していきますから、ボーッとしたり、眠気がきたり、自らをギリギリまで追い込むがゆえ頭の回転が遅くなることもあります。連日不合格になると負のスパイラルからどんどん抜け出せなくなってしまいますから、まさに気力・精神力・体力との戦いです。
今年度も札幌駅前校だけではなく、麻生本校からも医学部志望者たちが参加を希望されました。こんなにつらいのか…とさじを投げたくもなったと思いますが、良く現実から逃げずに立ち向かってくれたと思います。
とはいえやりっぱなしになるのではなく…テキストを、時間制限を設けて徹底的に復習してください!必ず力になります!
ふと札幌駅前校の1期生(今年は4期)の合宿写真を振り返って見てみると、医学部志望者9人のうち7人が医学部医学科に合格しています。
先輩達もこの合宿を経て本物になっていったのです…
参加者全員に来春神様が微笑んでくれることを願っています☆
記:教務部長 吉岡 祐