③_3入試の仕組みについて(公立-推薦編)

推薦入試に関して自分は関係ないと思いがちです。
講評されている推薦基準が曖昧だからかもしれません。
様々な高校入試の情報サイトでも推薦のメリットを強く言うところもあれば、デメリットを強く言うところもあります。私としては、受けれるものならチャンスは広がりますのでぜひ活用してほしいと思います。ただし、推薦入試で出願できたとしても一般入試にプラスでチャンスが広がったと考えてください。推薦のことしか頭にないとそれこそ落ちた時に大変になります。

公立高校全てが推薦入試を行うわけではありません。推薦入試を実施するかどうか、どのような選抜方法をとるかは、その高校の裁量で決められます。2022年度入試では「函館中部高校」「北見北斗高校」などいわゆる地域の一番手校も推薦を導入しました。
普通科の場合、石狩学区では18校、札幌市立高校では5校が推薦入試を実施します。

まずは中学校に自分受けたいという事をアピールしてください。高校推薦も大学推薦もアピールするところから始まります。待ってても先生から声をかけてくれることはありません。例えば、生徒会をやっていないからダメだろうと自分で決めないで聞いてみてください。そこでダメと言われたら仕方ありませんので、その時は気持ちを切り替えて一般受験に向かって勉強を開始してください。

(推薦入試スケジュール)
・校内(中学校)検討:11月頃
・校内面接:12月頃
・推薦入試出願:1月中旬 
・推薦入学面接日:2月10日
・推薦入試内定合格:2月3週目頃
・(合格だった場合)→ 入学確約書類提出
・(不合格だった場合)→ 一般入試出願
・正式合格発表:3月16日

次回は、「④入試の仕組みについて(私立編)」です。
記:教務部長 土居将士