教科の悩み【模試で得点をとりたいために行うこと 2つ!】

紅葉も進み、初雪の便りもきく時期になってきました。共通テスト模試や記述模試、志望大学ごとの模試など、模試が多い時期です。
教科の悩みで多いのはやはり模試で得点できないことだと思います。

「模試を解くとき」
苦手な科目ならなおさらですが、例えば数学ⅠAであれば、数と式、2次関数や2次方程式・不等式、図形の計量、確率、整数の性質、図形の性質がありますが、
解く順序や、時間配分、すぐ解けないような問題はどこまで時間をかけるのか、
また、解くときに集中できているかなどの気持ちの問題もあります。必死に解いても考える時間がかかるので全ては解けないかもしれません。
ですから集中するのはもちろんのことですが、全部解かなければという気持ちで焦ってしまう場合もあるでしょう。事前にこれらのことをきちんと決めておくことが大事です。

「模試の終了後」
まずは自分の解答が正解か、間違いなのかを確認して、間違った問題の見直しをする訳ですが、この見直しもやり方によって後々大きく影響します。
・計算ミスなどのケアレスミス
・見たことはある問題
・全く分からない問題

ケアレスミスであれば、何でミスをしたのが、同じミスを繰り返すようであれば、付箋を貼ったり、ノートなどの教訓として書いておくのもよいでしょう。
また、見たことはある問題や全く分からない問題は解説を見て、自分に足りない公式を覚えてノートに書き出したり、その部分をコピーしてノートに貼っておくのもよいでしょう。

また、その問題の何がポイントなのか押さえること…模試であれば解説に枠などで囲んである場合もあります。それでもう一度その大問を解き直しして、後日また解き直したり、自分で声に出してこれは~だから、こうするなど人に説明するつもりで論理的に説明できるようにしてほしいと思います。

見直しで大事なのは、その問題をただできるようにすることではなく、その問題と似たような問題が出たときに解けるようにすることが大事です。
記:数学科 柴田孝人