モチベーションをあげる方法3選

「やる気が出ない」「やろうと思っていたのに気付いたら夜になっていた」「気分が乗らないから明日やろう」という経験はありませんか?時間が有り余っている場合はそれでも良いですが、限られた時間の中で結果を出さなければならない受験生にとって、モチベーションを上げる方法を知っておくのはとても大切です。
今回は「モチベーションを上げる方法3選」をご紹介します!

1.やる気の出る本や漫画を読む。

一見、遠回りをしているように思うかもしれませんが、ダラダラと何となく勉強を続けるよりはずっと近道です。また、「やる気の出る本や漫画」といっても啓発本のような類だけではありません。例えば、主人公が困難な状況に立ち向かうような漫画や本は勇気づけられ、勉強への意欲も湧きます。
参考までに何冊かご紹介します。

・漫画「Happy!」
「YAWARA!」や「20世紀少年」で有名な浦沢直樹さんの作品です。両親と死別し、幼い弟妹の面倒をみながら極貧生活を送る主人公の高校3年生、海野美幸。彼女は借金を返すためにプロテニスプレイヤーになり、ウィンブルドンで優勝することを決意します。無謀とも思える主人公の挑戦に読んだ後は意欲が沸々と湧いてきます。

・本「だからお前は落ちるんだ、やれ!」
暴走族から予備校講師になった吉野敬介さんの本です。初版本は1993年ですが、受験に向かう熱い思いは現在も受験生の心に響きます。

・漫画「ドラゴン桜」
ドラマ化もされているのでご存知の方も多いと思いますが、三田紀房さんの大ヒット漫画です。様々な受験テクニックや勉強法が詰め込まれているので、すぐにでも実践してみたくなる作品です。

・漫画「奈緒子」
坂田信弘さん原作、中原裕さん作画による漫画です。タイトルのイメージとは違い、1人の少年の駅伝にかけた青春を描いた作品です。受験勉強はよくマラソンに例えられますが、読んだ後は毎日コツコツと勉強がしたくなること間違いありません。

2.身の回りの掃除などを行う。

朝から勉強しようと思っていたのに、気付いたら夜という時があります。そんな時は部屋着のまま、髪もとかさずに勉強をしようとしていませんでしたか?勉強に取り掛かる時には気持ちのスイッチを入れる簡単な行動を最初に行うと良いとされています。例えば、机の上をきれいにする、部屋着ではなく外にも出掛けられるような服に着替える、あるいは近所を散歩するなど、自分があまり抵抗なく、そして30分以内にできる行動を勉強の前に行うと勉強へもスムーズに移行できます。また、勉強をする前に必ず同じ行動をとるようにすると、習慣化され、勉強へのスイッチが入りやすくなります。

3.必ず毎日参考書や問題集を開く。

とにかく毎日参考書や問題集などを開いてみましょう。開いてみてどうしても勉強が手に付かない日は諦めるしかありませんが、それでも毎日開くことが大切です。全く手をつけないと次の日はさらに問題集を開くことが億劫となり、その次の日はさらに億劫になってしまいます。夏休みの自由研究を思い出してみて下さい。やろうやろうと思っていながら全く手を付けないでいると、どんどん億劫になり、結局は最終日に泣きながらやっつけ仕事で片付ける羽目になります。

以上、「モチベーションを上げる方法3選」でしたが、いかがでしたでしょうか?

モチベーションの上げ方は人それぞれですが、明日からの勉強の参考にしてみて下さい!
記:事務局 関口千史