「計画①」~立てられない人へ~

何も考えることなしに学習しても効果はなかなか上がらない。
それは誰しも思うことです。

計画をたてて、実際に実行してみて、修正個所があれば修正を加えて。。。この流れはよく言われるPlan・Do・Seeと呼ばれるものですね。

計画を立てるのだけれども、うまくいかない。
そう、そういう人がたくさんいます。

今回は計画について記載していきます。

「計画のポイントは?」

計画はゴールを見据えて、逆算してつくる段取りです。年間、月間、週間と幅があります。
計画がないという状況は、例えるならば、地図や方位磁石なしで山の中を歩き回るのと何ら変わりがありません。

大学受験においての計画は、まず下調べからです。
「この大学に合格したい!」と思ったら、受験科目・配点などを調べて、試験までの残り時間を考えて、いつまでに何をしようか考えると思います。さすがに科目を調べないでとりあえず勉強しようとする人はいないでしょう。そんなことしたら、「あれ?!この科目は使えない」とか、「時間かけたのに、めっちゃ配点低いぞ」などと後で困り果ててしまいます。

ちなみに入試においては、どのくらい得点を取れれば合格ができるかは割と明確です。高校3年生の夏の共通テスト模試までに□□%超えていないと自分の志望大学にはかなりの角度で届かない(例外はある)などがわかるものです。

ですから計画を立てるには目標とする状態に届くための練習期間はどのくらい必要だとか、そうであるならば、さらに前に入試の出題範囲を終えていないと訓練ができないとか、このような期間の逆算を計画にあてはめていくことが大切です。

まずは大雑把にわかっていることを上げて、逆算した期間の大枠を作ることができれば、その詳細を月間や週間に落とし込むのはたやすいし、計画とは何かが理解できると思います。

次回は「続けられる計画と無謀な計画の差とは?」について記載します。

記:教務部長 井尾敦