呟き・独り言 ~2022年入試~①

入試制度の紆余曲折・改変に伴う混乱にコロナ禍が重なった21年入試の後、22年入試はどのような入試になるのかを 頭に浮かぶ限りランダムに以下に検討してみたいと思います。
    
① 次の22年度入試では、受験生自体が前年比でおよそ2万3千人減って61万3千人になると言われています。従って昨年度に続き受験生は減少するため、大学の数や定員が減らない限り間口は広くなり、当然大学入試全体は易化するはずです。

② 現役生の数は ほぼ横ばいですが、21年度入試で私立大学の合格者数が増えたことにより、特に浪人生では志望大学に合格できた人が多かったせいで、浪人の受験者数が前年比8割弱になっているようです。従って、受験生全体の現浪別の数という観点でも大学の間口は広がり易化しそうです。

③ コロナの影響としては、今はワクチン接種も進んでいますし、影響がない
わけではありませんが、受験環境の整備という観点では大きな問題は起こらないように大学が対策を練って実施しようとしているようです。

④ 学部の選び方は極端な安全志向を受けた昨年同様、就職のしやすさや資格の得やすさを基準にした堅実な傾向が継続すると考えられますが、コロナの収束と共に昨年極端に志望が減少した語学系・観光系を含む国際系が一気に息を吹き返す可能性もあるかもしれません。
次回に続く。。。
記:情報室長 高縁博