④_4入試の仕組みについて(私立-他受験制度編)
今回は「④_4入試の仕組みについて(私立-他受験制度編)」です。
私立高校には、公立高校にはない受験の仕組みとして「単願入試」があります。
イメージとしては、「推薦入試」と「一般入試」の中間に位置する入試になります。
推薦入試同様、合格が決まった場合は入学することが条件になります。推薦入試に学科試験が加わったものとも言えます。
<推薦入試との違い>
・学校長の推薦が必要ありません。
・試験内容に学科試験が組み込まれています。
<単願入試のメリット>
・一般入試よりも合格基準点が低く設定されていること
・推薦入試よりも評定の基準点が低く設定されていること
となっています。どうしても行きたい私立高校がある場合は、積極的に活用してください。ただ、試験日他スケジュールは推薦入試と同様となりますので、推薦入試と単願入試の両方を受けるということは出来ません。「推薦入試」が使える場合は、推薦入試を使用した方が合格可能性は高く感じます。推薦は取れなかった。でもこの高校に行きたい!という場合に使用する入試制度になります。
(私立高校単願入試スケジュール)
・単願入試出願:1月上旬から中旬
・単願入試試験日:1月20日前後
・合格発表日:1月末
次回は「⑤高校で掛かる費用について(公立編)」です。
記:教務部長 土居将士
★過去の記事はこちらから↓
① 高校受験(2022年度新入試)について
② 内申点の数え方について
③_1 入試の仕組みについて(公立-一般入試スケジュール編)
③_2入試の仕組みについて(公立-一般入試合否の決定方法編1)
③_2入試の仕組みについて(公立-一般入試合否の決定方法編2)
③_2入試の仕組みについて(公立-一般入試合否の決定方法編3)
③_3入試の仕組みについて(公立-推薦編)
④_1入試の仕組みについて(私立-一般入試スケジュール編)
④_2入試の仕組みについて(私立-一般入試合否の仕組み編)
④_3入試の仕組みについて(私立-推薦の仕組み編)